後進国、日本

・日本は後進国です

日本がIT後進国であることはもう自明ですよね。

 2019年7月、ソフトバンクの孫社長がSoftBank World 2019にて次のように発言しました。

「この数年で日本は発展途上国になった。結構やばい」

 ほんとにその通りです。結構やばいです。

 この第4次産業革命真っ最中の時代、IT産業が活発ですが、日本でその波に乗れているでしょうか?日本のITに強いと言われている企業、かなり業績不振な状況ですよね。富〇通とか、N〇Cとか。ひと昔前は、かなり業績良かったにもかかわらず、この第4次産業革命が起きている時代ではそのようなありさまです。

 つまり、日本は世界の第4次産業革命真っ最中のIT産業の波に完全に乗れていないということです

 現在すでにそうですが、IT産業はアメリカの独占ですよね。今からこの状況を覆すのはほぼ不可能でしょう・・・

 他に大手企業のみならず、中小企業やベンチャー企業でIT産業に参画している企業はアメリカには多々あります。また、そういった規模の企業ではアジア系の国々の会社も数多いです。

 

 

・発展途上国と思っていた国々が急成長した理由

 これまでアジア系の諸国で発展途上国とみなしてきた国々があると思いますが、この第4次産業革命が起きている時代、それらの国々は先進国です。逆に日本が発展途上国、いや発展途上もしていないただの後進国となっています。

 これまで発展途上国といわれてきた国々は、ITというものに関係が薄かった分、今の時代になって新しい技術をばんばん取り入れることができました。しかし、日本の場合、昭和末期頃からITというものを取り入れ、その時代のシステムが構築され、現代になってもその既存のシステムに頼った社会構成になっています。日本の大多数の人間が「現代の新しい技術に置き換えることは、コストもかかり、手間もかかり、容易に技術転換できるものではない」と考えています。そういった理由で日本はIT後進国となったわけです。

 

 

・変化に対応できる者のみが現代を制します

 このブログで何度も言っていますがこの第4次産業革命真っ只中の時代、変化に適応できなければ生きることはできません!

 日本の大企業のような重い腰の会社では、これからの時代やっていくことができないでしょう。逆に、一人で気軽にこなす方が即座に変化にも対応できますので、これからの時代にはあっているかもしれません。しかも、IT産業なんて極端な話、PC1台あれば誰でもできるんです。ネットに繋がっていたら誰でもできるんです。要は世界中の誰もが容易にIT産業に参入できるのです。従って、これまでの時代と違い、ほんとに技術革新が次から次へと起こる時代が第4次産業革命の時代なんです。

 もうすでに、これまで発展途上国としてみていた国々に抜かれ、日本が後進国になりつつあります。

 優秀な人材は日本を捨て、活気のある国に行こうとするため、ますます日本は落ち目ですね・・・

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